Carpenters-カレン・カーペンターに思うこと
ドラムおじさん奮戦記
カーペンターズは中学校くらいに聞いていました。これはそのアルバムです。その時は歌が上手くてドラムを
叩いている素敵なお姉さんくらいにしか思っていませんでした。カーペンターズ=ハーモニーとメロタムという
印象が強かったです。このセットはLudwigの4点でタム1つバスタムが2つにメロタム(ゴールドスパークルで
しょうか?)とういう構成でした。この頃は中坊でLudwigなんて雲のそのまた上の宇宙のような存在でした。(笑)
いいですね。内面のゾラコートとリインフォースメント(すみません。専門的で)古きよき時代の楽器ですね。。。
高校の時にこのNow and Thenというアルバムが大ヒットしました。60年代のロックンロールをフィーチャー
してすごく心地よく印象に残りました。この世の果てまでが最高にクールでしたね。この時はマセたガキで
彼女とデートしながら聞き入っていました。
74年に武道館で日本公演があったのですが流石に千葉の田舎の高校生は東京まで行けず、日曜日か
何かのテレビで見ました。そのときはクリスタルのドラムを叩いていたのだけが記憶に残っていました。
そのあとカレンの突然の死で拒食症という言葉がこれ以降定着しました。その後30年くらいあまり聞かずに
過ごしていました。数年前に何かのビデオでカーペンターズがアメリカのTVショウでいろいろなストーリで
やっているのを見てその中でカレンがスネア一つでコントをやっていたのですが、その時に彼女は上手い!
と思いました。ルーディメンツの基礎がしっかりできていました。ただの歌を歌ってついでにドラムを叩くという
認識が覆されました。その時リチャードが言っていたのはカレンは歌よりもドラムが好きだったと!。。。
去年のクリスマスはいろいろな人のクリスマスソングCDを買いました。カーペンターズのクリスマス・
ポートレイトを買ったのですが、最初はぜんぜん歌が出てこなくてなんだと思ったのですが、聞けば聞くほど
味が出てきて特にカレンのアベ・マリアは絶品です。是非聞いてみてください。お薦めです!
そしてオークションを見ていて74年の日本公演のDVDがあったのでこれも昨日見て愕然としました。
ステージの装飾とか構成は今と比べてシンプルですが音はぜんぜん今の音が出ているのです。!!!
74年(31年前)はまだディスコビートなどもない時代にドラム(カビー・オブライエンというそうな)もカレンもしっかり
裏打ちの16ビートを刻んでいるではありませんか?(スッッチャ・スッチャ)周りの人もタンバリンを16の
裏で打っています。信じられません。恐るべしアメリカ!恐るべしカーペンターズ。。。
ジャンバラヤなんて完全に皆、裏で、カビーはハットをディスコビートで(74年ですよ!)打っています。
フルートもクラリネットも電子音源を持っています!!その当時はそんな耳がありませんでしたが今聞いても
本当に素晴らしいです。ハーモニーも全然本物で。。。生きていたらなぁと。。。残念です。
この時のセットはカレンもカビーもともにLudwigのビスタライト・クリアでともに6,8,10,12のメロタムにカレンは
1タム2バスタムで黒のCSヘッド、ハイハットスタンドもペダルもRogersのスヴィオでした。スネアはLudwigの410。
最先端を行っていたのですね。昨晩も見ましたがよかったです。
歌っていますよね〜。2人のドラム。。。手数の多いしかし心地よいメロタムの音。。。カビーのフラムは気持ちが良いです。
これ以降パールもエイトブラザーズとかクリスタルドラムがはやっていくんですよね。クリスタルはYOSHIKI
のがカッコよかったですね〜。いいですね。私も松山のディスコのビータ(旅)ではパールのクリスタルでちょっとは
いい思いをしました。なんのコッチャ?
まあハードウェアはともかくとしてもカレンのような天性のなんともいえない味のある歌声を持ったしかも
ドラムも一流の人はもう出てこないのでしょうねぇ。。。本当に残念です。
30年ぶりに聞いて現在の音楽と全然引けを取らない彼らの先進性と才能に改めてノックダウンされたの
でした。カレンさん。安らかに眠ってください。
合掌